
選択肢に出てくる単語の意味が分かれば大抵わかる、知らなければ絶対に分からない、というテストになっています。
要するにこういうことです:GRE verbal で高得点を出すには、頻出単語を覚える事が何より重要である。
これを解決する方法を実践する
「GREはどこまで重要なのか?」
「いい学校に合格するためには、高い得点が必要か?」
そんな質問があっちこっちを飛び回っていますが、
真実をここで示したいと思います。
「GRE のスコアは、どの位合否結果に大事ですか?」
と、大学院の admissions office の担当者に直接聞いて
集めた統計データが以下のものです。
http://the-usa-club.org/graduate/images/GRE-report.pdf
(出典:"GRE" Philip K. Oltman and Rodney T. Hartnett)
5段階評価で、5が最も重要性が高い、ということですが、
GRE verbal は、数ある項目の中で上から4番目、3.6で
極めて重要だという決定的な結果が出ています。
GRE quantitative も同じく3.6で、同位です。
(しかも最も重要なGPAが、重要度3.9ですから、そのGPAの
重要度とも、殆ど差はありません) 一方、GREを require していない学校(特に基本的には open
admission で、出願すれば誰でも通る大学院)に関しては、
GRE verbal / quantitative の重要度指数は 1.4 です。
◆◆結果◆◆
つまりこういうことです。
GRE が require されている学校においては、GREは極めて重要。
GRE が 必要ない学校に関しては、殆ど重要ではない。
実情は、レベルの高い大学院に出願するほど、GRE
の重要度は高くなっていく。
「私はGREで高い点数が必要なの?」
と聞いている場合には、たいていの場合、
「GREはそこまで重要ではないから、心配しなくていい」
という答えを聞きたい、と、どこか心の中で思っているものです。
しかし、GREが要求されている限り、
「GRE は極めて重要である」ということは決定しています。
高い点数が必要なのか、そうではないのか、
その質問を投げかけていても、大事であるという事実も、
その人の点数もかわりません。
これは、ETSも公に認めている事実なのです。
GRE のスコアををあげるのに、具体的にどう頑張っていけばいい
のか? それを考えましょう。
そこからがスタートです!
GREスコアをあげるための教材ページ
「GRE 改訂後の 「よくある勘違い」 」
GRE revised version になって、単語問題のしめる割合が減って、
読解問題のウェイトが大きくなった、と言われています。
確かにその通りです。
以前までは、語彙をマスターしていれば、それだけで高い点数が
出せる構造でした。
今はどうでしょうか?
確かに語彙のしめるウェイトは小さくなったのですが、それは語彙を
覚えなくても良い、という事ではありません。
よくある勘違いなのですが、
語彙のウェイトが下がったからと言って、語彙の重要性までも同様に
下がったと勘違いする方がいます。
テストを受けてみられた方は分かるかと思いますが、語彙は相変わ
らず非常に高レベルで、重要語彙も依然4000-5000語レベル
あります。
「その語彙を知っているという前提で考える読解問題」が増えた
だけです。語彙が必要という大前提は何ら変わっておらず、
語彙がない場合には、読解問題に全く歯が立ちません。
(読解できるかどうのこうのの前に、文章の意味が分からない、
選択肢の意味が分からない...)
語彙の重要度は下がっていません。
むしろ上がったかもしれません。
そこを勘違いしないようにしておきましょう。
やはり音声を使った語彙強化には抜群の効果があります。
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